一般的な介護費用の内訳と水準とは

ケアマネージャーを目指す上で、知っておきたいのが介護にかかる費用ではないでしょうか。介護費用には様々な項目があり、主に介護保険サービスの自己負担分と有料老人ホームの費用とに分類することが可能です。このうち、介護保険サービスの自己負担分については、介護保険サービスを受けるために必要となる費用で、介護が必要となった場合、基本的に負担することを避けては通れないものです。有料老人ホームの費用については、施設に入居しなければ負担する必要がないものですので、必要かどうかは要介護者をどこで介護するかによって異なります。

次に、介護費用の水準ですが、介護保険サービスの自己負担分は、支給限度額の1割または2割であることが原則です。支給限度額は要介護者の要介護ランクによって違ってきますが、例えば要介護者が要介護3である場合には269,310円が支給限度額となり、自己負担分は26,931円または53,862円のいずれかとなります。一方の有料老人ホームの費用水準は、入居する施設のグレードによって様々です。多くの施設では、前払い金と月額費用の二本立てとなっており、公的施設では月額10万円前後で利用できるところもありますが、民間施設では20万円近くかかるところが多くなっています。また、一部の高級老人ホームの場合には、月額100万円を超えるようなところも存在しています。~~~介護費用についてもっと知りたい方はこちらをチェック→ケアマネに必須!介護費用の知識~~~